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心臓は筋肉の塊で、その筋肉を栄養している血管を冠動脈といいます。上の絵で左心室というところから大動脈に出たところに冠動脈はあります。その冠動脈に選択的にカテーテルを挿入し冠動脈を造影剤にて映しだします。
(カテーテルの写真)
使用するカテーテルは上の写真のようなカテーテルです。大きさは鉛筆の芯ほどしかありません。このカテーテルはだんだんと技術の更新によりだんだんと細く細くなっていってます。
冠動脈を造影すると上記の様に映しだされます。↑の所に狭窄部位があります。心臓病のなかで、心筋梗塞や狭心症という病名をよく耳にしますが、これは心臓自体を栄養している冠動脈という血管がつまることや細くなり血流が悪くなっておこる病気です。狭心症が進むと心筋梗塞になりますが、心筋梗塞ではつまった血管が支配している範囲の心臓の筋肉が収縮できなくなり、心臓の働きが低下します。この程度がひどくなると心不全となり、死亡することもあります。従って、心筋梗塞は怖い病気と一般的には思われていますが、この病気にも治療方法はあります。原則は発症よりなるべく早期につまった血管を再び流れるようにすることで、その範囲や程度を小さくすることができます。それは1分でも早い方がよく、時間を争います。典型的な心筋梗塞の初期症状は激しい胸痛です。これは昼夜をとわず発症する可能性はありますが、発症より6時間以内に治療することが重要で、心筋梗塞の治療のゴールデンタイムと言われています。私たち第一病院では6時間以内の治療を可能とするため、心筋梗塞や他の心臓病急性期のものに対しては24時間体制で治療しており、緊急な状態に常に備えています。