院長の独り言
ひとりごと(その2);3月24日の地震
本日15時30分頃に瀬戸内海を中心に地震がありました。当然、今治市もかなりのユレがあり、震度5強ということです。震度5強といわれても、実際は初めての経験で、ユレている時はただなにがどうかわからない状態でした。その時、私は道路脇に駐車中の車内にいましたが、当初は車の故障でユレているのかと思っていました。が、ふと見上げると電信柱が強くユレ、その向こうの古い建物の壁が道路脇に落ちてくるのをみて、あわてました。車のサスペンションの干渉や増幅もあったとは思いますが、20Bほど上下にユレたように感じました。車内にいた娘が急に泣き出し、数分(実際は約2分)でゆれは止まりましたが、その後も泣き続けました。ユレが止まった安心感もあったのかもしれません。実際、あのユレがづっと続いたなら、泣いている場合ではないかも・・・。急ぎ帰宅後、家が無事であることを確認し、病院に走りました。地震後、約10分でした。すでに、ある病院幹部は到着し、病院内の点検を行っていました。感心、感心。その後、続々と面々が到着、頼もしいかぎりです。さて、病院の被害ですが、人的被害は幸いにもありませんでした。物的には病院のかなりの場所の壁や床、天井に亀裂が入り、驚くべきは病院周囲のアスファルトやコンクリートの地面に1Bほどではありますが、数mつづく地割れが何カ所もありました。やはり自然のエネルギーはすごいと改めて知らされました。この病院内点検に約1時間かかりましたが、この途中で私はキズのついた木製の手すりを持ったとき、左人差し指に木片(私の田舎ではソゲラといいます。)が刺さりました。結構痛く、看護婦さんに摘出してと頼みましたが、拒否されました。仕方なく、自分で局麻(キシロカイン1cc)を行い、皮下脂肪組織まで剥離し、摘出しました。これって労災でしょうか・・・。久しぶりに治療される患者さんの立場を味わった次第です。今日は本当にいろいろな体験ができ、有意義な1日でした。
3月24日 [藤田 博]