リンパ浮腫治療 

平成16年4月より今治第一病院では、主として「リンパ浮腫」でお悩みの方を対象とした「むくみ治療室」を開設し、診療を行っております。専門医師による診察、医師や専門セラピストによる複合的理学療法を行う治療室です。

リンパ浮腫とは??

リンパ浮腫とは、手術によってリンパ管やリンパ節が切除されたり、放射線療法によって癒着が起こってリンパの流れが悪くなる場合や、生まれつきリンパ管の発育不全があって、リンパ管の流れが悪い場合などに生じたむくみの事です。

リンパ浮腫の治療

複合的理学療法が基本的治療法で、広く行われております。

複合的理学療法の4つの柱

1:スキンケア

リンパ浮腫の部位では、免疫力が低下していて、感染を起こしやすい状態になっているので下記の事に気をつけましょう。

ア:清潔に保ちましょう。
イ:感染しやすので、保湿に心掛けましょう。
ウ:やけど、傷、虫さされなどに気をつけましょう。
エ:水虫があればしっかり治療しましょう。

2:用手的リンパ誘導マッサージ

手を用いたマッサージによって、浮腫の部位に貯留した組織間液やリンパを健康な部位に適切に誘導して血管内に戻し、むくみを軽減させます。

3:圧迫療法

弾性包帯・弾性着衣などで圧迫を継続し、組織間液やリンパの貯留(むくみ)を防ぎます。

4:圧迫した状態での運動療法

包帯や弾性着衣をつけて運動することにより、外からの圧迫、内からの筋肉や関節の動きによって内部からのマッサージ効果が生み出され、リンパの流れが促進されます。

これら全てを併用することが重要で、それによって効果が得られます。

当治療室では、個々の患者様の状態にあった最適な治療プログラムを作成し治療を行います。またご自分で行う方法(セルフケア)についても、状態、状況に応じたアドバイスをいたします

治療の流れ

1:医師による診察・検査
2:浮腫部位の計測、撮影
3:リンパ浮腫についての説明(症状・治療法、経過など)
4:個別の治療プログラム作成(入院治療あるいは外来通院)
5:複合的理学療法
6:日常生活でのアドバイス、セルフケアの指導
7:定期的な外来通院による経過観察

ア:状態をチェックしてセルフケアが順調に行えているか確認し、指導します。
イ:個々の患者様の状態、日常生活に合わせ具体的なアドバイスをいたします。

「むくみ治療室の受診」について

完全予約制ですので、必ず電話にて予約して下さい。

電話:0898−23−2000(病院代表)

診療時間:月曜日〜金曜日 午前9:00〜12:00 午後13:00〜17:30

 

月曜日

火曜日

水曜日

木曜日

金曜日

午前

午後


※第2・第4火曜日は午前中のみ

予約をキャンセルされる場合や、予約された時間に間に合わない場合には、必ずご連絡下さい。
また、すでに弾性包帯や弾性着衣をお持ちの方はご持参下さい。

外来通院治療の場合は、患肢に弾性包あるいは弾性ストッキング、スリーブを着用した状態でお帰りいただきますので、あらかじめ普段よりゆったりした服や靴などをご用意下さい。

上肢リンパ浮腫の場合

袖口の広いゆったりとした服をご用意下さい。
下肢リンパ浮腫の場合 ズボンはゆったりとした大きめサイズ、靴は大きめで横幅がマジックテープなどで大きさの調節ができる物をご用意下さい。