ついに来ました合宿所。
問題の一週間が幕を開ける。
トリップライフ 第16話〜同士発見!〜
到着しました合宿所!朝からすでにちょっとブルーな雰囲気だけど、一気にピンク色に変えちゃいたいと思います☆
どうやら青学と氷帝は先に到着している模様。なので、今小走りで集合場所まで移動してます。
「全く・・・俺達が最後なんて、ホント情けないよ。なぁ、蓮二?」
「確かにな。俺達は常にトップを目指しているというのに・・・そうだろう?弦一郎・赤也」
「す、すまない・・・」
「以後、気をつけるっす・・・」
って、まだ言ってんのかよ!?言っちゃあ悪いが、しつこいよ!
なんかピンク色の雰囲気に変える自信なくなってきたなぁ・・・(汗
そんな事をしている内に集合場所に到着。するとそこには・・・
「(ギャーッ!!!!!本物の青学&氷帝メンバーだぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!)」(叫
うわうわうわうわ!リョーマに菊丸、手塚に不二!青学メンバー勢揃いで、コンプリート!!!!!!!
氷帝も、お馴染み跡部&おっしーに、がっくん・ピヨシ・短髪宍戸・・・!樺地も揃って、コンプリート!!!!!!!
ああ、もう!お前らは、私の心臓を破裂させる気かぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!(暴走中
「遅れてすみません」
「おお、来たようじゃの。それじゃ、一通り説明をするから並んでおくれ」
竜崎先生にそう言われ、すぐさま氷帝の横に整列。(私はマネだから一番後ろ)
そして横を見ると可愛らしい女の子が二人。
ロングでストレートヘヤーのやや美人系の青学のマネの子と
ショートヘヤーで可愛い系の氷帝のマネの子。
って・・・私もしかして浮いてる???だって、この子らめっちゃ可愛いよッ!?
竜崎先生が話しているのも聞かず、私が二人を凝視していると
視線に気付いたのか、氷帝のマネの子と目が合い、その子はふわりと笑いました。
うわー!笑顔めっちゃ可愛いッ・・・!!!!!!////
「初めまして、私、氷帝のマネージャーの鈴木 愛(すずき あい)です。
2年生なので、至らない所があると思いますが・・・宜しくお願いします」
し、しかも礼儀正しいときたよッ!!!!!うわ、ちょ・・・!妹にしたいんですけどぉぉぉお!!!(
ってか、こんな風に言われたら、こっちも礼儀正しく返さないと・・・!
あとでゆっきーに呪われるッ・・・!(「立海の恥」とか言って)
「わ、私は と申しますです!3年生ですがいろいろ至らない所が絶対ありますので
よ、宜しくお願い申し上げ候(そうろう)!!!」
「「「「「(ーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!)」」」」」(立海一同)
ん?今なんか、皆の声が聞こえた気がするけど・・・気のせいかな?(
わたしが自己紹介をすると、その子はクスリと笑って「はい、こちらこそ」とおじきをしました。
やっぱ可愛いッ!先生の話が終わった後にまた話そvとか思っていると、竜崎先生のお話は終わりました。
「では、今から各自で割り当てられた部屋に荷物を置いてくるように。
30分後に着替えてテニスコート集合!以上」
先生の話が終わると皆が一斉に動きだす。
って、え?私の部屋どこかまだ聞いてないんですけどッ!?
「ちょ、ゆっきー!私の部屋どこ?」
「ああ、さんの部屋なら、他のマネージャーさんと一緒の所だよ」
「ほんと!?」
やっほーい!愛ちゃんと同室!って、ことは愛ちゃんに聞けばいいんだよね?
よーし!愛ちゃんの元にレッツゴー!!!
「あーいちゃーん!!!」
「あ、さん!丁度良かった。今、そちらに行こうと思ってたんですよ」
手を振りながら、愛ちゃんの元へダッシュ。
すると愛ちゃんはまたもやニコリと笑ってくれました。
「さん」だってさ!くぅッ!可愛いねッ!!!(危
「同じ部屋なんだって!一緒に行こ!!!」
「はい。私もそう思っていた所です」
「ん?青学のマネージャーの子は?」
「あ、青学の方なら先に行っちゃいました」
「そっかぁ。なら、私達も早く行こ!」
「はい!」
そうして愛ちゃんと一緒に部屋まで移動することに。
すると途中で、跡部&おっしーを発見!感動の再開なので思いっきり走っていきました☆
「跡部ー!おっしー!ひーさーしーぶーりー!!!!!!!!!」
「ん?あれ?鼻血神様やん!?」
「お前、立海のマネだったのか?」
「そーだよ!ってか、「鼻血神」ゆうなッ!」
「は、鼻血神・・・?」
私達が感動(?)の再開を果たしている中、状況についてこれていない愛ちゃん。
まぁ、そうだろうね。鼻血神なんて聞いたことないもん。
「ああ、鈴木。こいつは少し頭がおかしい。十分、気をつけろよ」
「そうやで、愛ちゃん。なんたってこの子は鼻血がm「しゃらーっぷ!!!!!」」ドゴッ
なにやら伊達眼鏡のヤローが愛ちゃんに妙な事を言いそうだったので
みぞおちを入れて強制終了させました。(勿論、おっしーはダウン)
はん!私の(違)可愛い愛ちゃんに妙な事を吹き込もうとするからよッ!!!
「お、忍足さん!?」
「大丈夫よ、愛ちゃんv・・多分」
「おい!多分って何だ!?ったく、これから練習だってのに・・・!」
「えーい!文句を言うな!それくらいで、くたばるくらいならレギュラーから外せぇい!」
「無茶言ってんじゃねぇ!!!」
「あ、あの・・・!二人とも落ち着いてくださッ・・・!」(汗
結局、焦る愛ちゃんに止められしぶしぶ部屋へ。
跡部はそのままおっしーを引きずっていきました。
ま、自業自得ってやつで☆(
そして部屋に到着。ドアを開けると青学のマネの子が、綺麗な部屋の中で荷物を整理していました。
せっかくなので挨拶をすることに。
「初めましてー!立海マネージャーの で・・・」
そこまで言った時だった。
青学の子と目が合った瞬間、何かピンときたのです。
それは相手も同じらしく、その子はすっと立ち上がるとこちらに歩みよってきました。
そしてすぐ前まで来て立ち止まり、私達は無言のままじぃと見つめあった。
すると相手の子が一言。
「リョーマ!」
リョーマ。リョーマといったら・・・
「ツンデレ!!!」
そう言うと相手は目を丸くしてこちらを凝視。それではお返しに・・・
「不二!」
「腹黒!!!
跡部!」
「ナルシスト!!!
向日!」
「みそっこ!!!
幸村!」
「魔王!!!
眼鏡キャラ!」
「萌えッ!!!」
私は確信しました。そう・・・
この子は同士だとッ・・・!
「初めまして、同士よ!私は !3年で立海マネ!よろしく!」
「こちらこそ!私は園田 薫子(そのだ ゆきこ)!同じく3年で青学マネ!よろしく☆」
そして二人でがっちり握手。私達の間に友情が芽生えた瞬間でした!
「まさか、ここで同士に会えるとは思わなかったわ!目が合った瞬間、なんかこうビビッって!」
「私もだよ、薫子ちゃん!今すっごい感動してる!!!」
「ちゃん、なんていらないって!「薫子」って呼んで!」
「じゃあ、私も「」って呼んで!シクヨロ☆」
「あー!丸井 ブン太のマネだ!似てるぅ〜v」
「でしょーv」
「あ、あの・・・。お二人共、お知り合いですか???」
「「いーや。今会ったばっかり」」
またもや状況についていけてない愛ちゃん。その戸惑った顔もかわゆいvvv
すると、薫子は愛ちゃんの存在に気付き、目を輝かせました。
「うわ、何この子!ギザカワユス!!!////」
「(ぎ、ギザ・・・?)あ、え、初めまして!鈴木 愛ですッ・・・!宜しくお願いします!」
「しかも礼儀正しいときたッ!うわー、萌えーーーーーー!!!」
「気持ちは分かるけど落ち着いて、薫子!!!」
「(も、萌えッ・・・!?)」(汗
と、いうわけで、とりあえずマネの子とは交流完了☆
次は青学&氷帝との交流目指していってみよー!
「あの・・・さん、薫子さん」
「「ん?何だい?愛ちゃんv」」
「もうそろそろ着替えて行かないと・・・あと7分しか・・・」
「・・・あーーーーーーーーー!!!!!!!」
やっべーやっべー!!!遅れたらゆっきーの機嫌がまた悪化する・・・!
そしたら今度こそ呪われるッ・・・!
「ど、どーしよ!どーしよ!ゆっきーに呪われちゃうよ!!急がなかきゃぁぁぁあ!!!!!」
「あ、ちょ・・・!さん!?」
「ど、どうした?同士!?」
速攻で着替えた私は二人を連れて、すぐさまダッシュ。
後ろで二人が何か言ってるけど・・・私の頭の中には「呪われる」とい恐怖で一杯なので聞こえません!
あと5分!テニスコートまで全力ダッシュだぁぁぁぁあ!!!!!
***
「はぁ、ま、間にっ・・合った・・・」
何とか時間までにテニスコート到着。竜崎先生から全員準備体操をするように言われたので3人で仲良くやることに。
「あ、ちょ・・・!痛い痛い痛いよ!薫子!!!」(長座体前屈中)
「いーや、が硬いだけ!愛ちゃんなんか平気そうだもん」
「さん、体柔らかそうなんですけど・・」
「フフフ・・・愛ちゃん。変態は体が柔らかいって考えは捨てた方が痛い痛い痛いーッ!!!」
「おーおー、が叫んどる。体硬いのう」
「いや、硬すぎだろぃ、あれは。ほとんど曲げてないじゃん;」
「つーか、自分が変態だって自覚してんな・・・」
「まぁ、何とか上手くやっていけそうだね」
「は無駄に交友的だからな。心配はいらないだろう・・・」
「それ、先輩には言わない方が良いっスよ。多分、浮かれて怪我すると思いますから」
「とりあえず、他の方々と上手くやっていけるのですから心配はいりませんね」
「うむ・・・それより幸村・・・」
「ん?何、真田?」
「そ、そろそろ腕立て伏せ以外の運動をしても構わんか?」(←幸村命令でさっきからずっと腕立て伏せ
「うん。もういいよ。準備体操終わったし」(ニコッ
「なっ・・!(ガーン)」
「「「「「(うわー、鬼ぃー)」」」」」(汗
そして準備体操を終えた後、レギュラー陣はグラウンドを20周してテニスコートで早速練習。
その間、私達はボールを運んだりと真面目にマネの仕事をしていました。
しかし!この私がテニプリキャラ達を黙って大人しく見ているだけで済む訳がないじゃぁぁぁん!!!
「(わーいv青学・氷帝も含めて、腹チラパラダイスじゃぁぁぁぁあ!!!!)」
「こら、。ちゃんと仕事しんしゃい」ペシッ
「痛ッ!!!」
私が青学の腹チラを拝んでいると後ろから頭に仁王の一撃が。(音のわりには痛ぇな、このヤロウ)
ってか、お前もちゃんと練習しろぉぉぉい!!!
「ちょ、仁王!いきなり叩くこたぁないでしょ!?」
「俺らだけならともかく、他校に迷惑かけちゃいかんぜよ。幸村に呪われたいんか?」
「それは勘弁」
「だったら、真面目に仕事しんしゃい。青学の奴らもいい加減お前さんの視線に気付いとったぞ」
「あ、そうなの?じゃあ、また隙をみて・・・」
「幸村〜、が他校に迷惑かけt「さぁ、お仕事頑張りまっしょい!!!」」
チッ!いつか絶対仕返ししてやっかんな!
と、いう訳で再び仕事再開。そして今度は氷帝の所へボール運び。ってか、結構重い・・・;
「あーもー。ボールも数が多いとやっぱ重いんだなぁ。減量させろぃ」(無茶
「あ、俺手伝いましょうか?」
「え?」
そ、その声と優しい気配りはッ・・・!
「ちょ、チョタぁぁぁぁあ!!!////」(叫
「(ビクッ)え、あ、はい?」
おー!すげー!チョタに声かけられちゃったよ、オイ!
って、いきなり「チョタ」はマズかったかな?フツーはそんな呼び方されてないだろうし。
でも、この際だからどうでもいいや☆(オイ
戸惑っているチョタを余所に私はおおはしゃぎ!あ、ちょっと引いてる?
「ありがとーvねぇねぇ「チョタ」って呼んで良い?ってか呼ばせろ」
「ちょ、チョタですか・・?でも、あの、その、俺そうやって呼ばれた事ないですし・・・」(問題そこか
「いーのいーの!幸村の事「ゆっきー」って呼んでんだから「チョタ」でいーの!ね?」
「あ、はは。そう、ですよね。じゃあ「チョタ」で・・・」(←もはや思考力が低下している
「わーい!じゃあ、箱のそっち側持ってくれる?わたしこっち側持つから!」
「は、はい。分かりました」
そうして私はチョタと一緒にボール運び。なんだか幸せぇvvv
しかも、持ち上げすぎると逆にこっちが重いから、ちゃんと高さ合わせてくれてるし・・・!
もしかしたら柳生より紳士なんじゃね?(
そんな事を思いながら運んでいる間に、氷帝の練習している所に到着。
「いやー、助かったよvじゃ、これ氷帝の分ね」
「え、氷帝の分の運んでたんですか!?それなら初めから俺だけで持ってきたのに・・・」
「いやいやいや!流石に私の仕事だしー。(ってか、そんな事したら立海メンバーに怒られる!)」
「そうですか。それじゃ、俺はこれで」
「うん、またn「あー!先輩が鳳に手伝わせてるー!」」
ん?今何か聞こえたよね?しかもすっげぇ、嫌な予感すんだけど???
そぉと声のする方へ顔を向けると、そこにはテニスラケット持った赤也が立って
こちらを指さしていました。
って・・・さっきの発言、ゆっきーに聞かれてたら殴ってる所だぞ、こらッ!
「赤也〜・・・人聞きの悪いこと言わないでくれるかな?チョタは自主的に手伝ってくれたんだけど?」
「そうだよ、切原。俺が言い出したの」
二人で今の発言に対して不満をぶつける。
すると赤也は少し機嫌の悪そうな顔になった。(不機嫌なのはこっちだよ)
「分かりましたよ。でも、先輩は立海のマネなんですから
青学や氷帝のばっかりやらずに、立海のサポート中心にしてくださいよ」
そしてふてくされたような台詞に、私はもしやと思う。
こ、これはもしや・・・
「なんだぁ、ヤキモチ焼いてたの?可愛いなぁ赤也はvvv」
「はぁ!?そんなんじゃないっスよ!!!//」
冗談半分で言ったのに少しだけ顔を赤くして必死になる赤也・・・。
って、ちょ、マジでか!?つーか、その顔めっちゃ可愛いんですけどぉぉぉぉお!!!////
あぁ、もう!とりあえず抱きしめたい気分ーーーーー/////
「わ、ちょ!抱きつかないで下さいよ、先輩!」
「わぁぁぁん!ごめんよ、赤也!これからは立海のサポートもちゃんとやるよッ!!!」
「(俺・・・練習戻った方がいいのかな?)」(汗
呆然と立ち尽くすチョタなど完全に脳内から忘れ
10分後に偶然現れた幸村様によって私は赤也から引き剥がされました。(怖かった)
やっぱ合宿さいこぉv
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あとがき
勢いだけで書き上げた16話。ちょっくら甘傾向入れてみました。
とりあえず、照れる赤也と何だかんだ言ってヒロインちゃんを気にかけている
立海メンバーを書きたかっただけなのです。(
マネの二人の苗字は自分で考えて・・・
名前はちょっくら昔(?)の友達から拝借しました。ありがとう!!