温かい日差し。心地よい風。
ああ…昼寝してぇ…。
トリップライフ 第10話〜蟹だけが泡を噴くとは限らない〜
と、いう訳で…
わたしは誘惑に負けて、思いっきり寝てやりましたvv(オイ
そして約3分後。
「、起きろ」
バシーン!!!
「痛っ!!!!!」
はい、先生に叩き起こされました☆
って…いくら昼寝してるとはいえ、
社会の分厚い教科書で思いっきり叩くなんて酷いよね?
「っ〜〜〜(泣)先生!この可愛い生徒に、なんばしよっとですか!?」
「何処の方言使ってるんだ。俺が思う可愛い生徒は、授業中に昼寝したりしない」
「だ、だからって…!そんな分厚い本で大事な頭を叩くなんて、あんまりだ!
訴えてやるぅぅぅぅぅぅう!!!!!!!!!」
「おお、やれるもんなら、やってみろ。
絶対、俺が勝つと思うがな」(ごもっとも
「ああ!もしかして、『わいろ』とかいう手を使う気だな!?
お母さーん!都会の大人は汚いよぉぉぉぉぉお!!!!!!!」
「お前…太陽系の生き物じゃないだろ?」
と、先生と妙なバトルを繰り広げる間
他の生徒は大爆笑。
中には「おい!!もっと続けて、授業終わらせろ!」とまで言っている。
先生も続けていく内に呆れてくたらしく、最後には「ハイハイ」しか答えてくれなくなった。
そして、そのまま授業終了。
勿論、わたしは職員室行きになった。(なんで、わたしだけ…)
そして、大嫌いな職員室の空気に耐えながらお説教されました…。
はぁ…アンタだって、授業進めなかったじゃんかよぉ…。
お父さーん。都会の教師は、卑怯だよー。
「コラ、。聞いてんのか?」
「え、ああ、聞いてますとも。ユダヤ人迫害の話でしたよね?」
「…もう一つ、耳鼻科に行く事を薦める」
そして、先生からお勧めの耳鼻科への地図を渡され
わたしは無事、お説教から脱出することが出来ました。
あーあ…。ってか、なんでわたし一人だけなのさ?
他にも、ブン太とか酒田君とか浜やんとか…。いっぱい騒いでたじゃん。
さて…この怒りの矛先…
誰に向けてやろうか…。(悪
丁度、その時、わたしの隣りを誰かが歩いて行った。
ふと見てみると、そこには眩い頭。
はい、皆さん。もうお分かりですね?
そう……
「お、。こんなトコで何してんだ?」
苛められるために生まれてきた男、桑原 ジャッカル君だったのです。(酷
これはもう、神の思し召し通り苛めるしかないでしょvv(鬼
「やぁ、ジャッカル君!奇遇だねェ、こんなトコで会うなんてvvちょっと相手してくれな「悪いけど俺、柳に呼ばれてるから!じゃぁな!」
ほう…ジャッカルの分際で、このわたしの誘いを断ると申すか。
なら…。
「必殺!『こぶらついすと』―――――!!!」
「は!?」
バキバキッ!!!!!
「いだだだだだだだだ!!!!!」(半泣き
「どぉだぁ!参ったか、このハゲヤロー!!!」(←楽しげ
「、その辺にしておいてやれ」
聞き覚えのある声がしたので、技をかけるのを停止する。
ふと横を見ると、そのには柳が立っていた。
「あ、柳!相変わらず、目が開いてないねぇ〜。
何?目を見たものは石になる、みたいな?」
「俺はメデューサの類ではない。
それより、ジャッカルをもうそろそろ放してやったら、どうだ?」
「へ?ジャッカル?って、ギャ―!!!!」(焦
柳に言われ、ジャッカルの方を向いた途端、流石のわたしも焦った。
何故なら、ジャッカル君が顔を真っ青にして蟹さんのように、泡を吹いていたからです。
もう、こんなの漫画の世界でしかありえないとか、思ってたけど…
ジャッカルはなんでも出来るんだね☆(違
「ご、ゴメンよ!ジャッカル!生きてるかい!?
それとも、お迎えが来ちゃって、手遅れだったりする!?」
「いや、死んではいないだろう。一応、ウチのレギュラーだ。
このくらいの事では死には…「うわっ!どうしよう!息してないよ!?」
「………墓の準備でもするか」(オイ
その後、わたしは柳の指示通り、大きな穴を掘った。
そして、死体を埋めようとした時、ジャッカルが復活。
復活直後、彼は土を払いながら「お前ら、鬼かっ!?」と半泣き状態で叫んだ。
無論、心優しいジャッカル君なので殴られたりはしなかった。
しかし、
わたしが「息してないよ!?」と叫んだ時
柳が一瞬だけ開眼して動揺を見せた事は、一生忘れない。
あ、『こぶらついすと』が分からない人はお家の人に聞いてみてね☆
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あとがき
久々の更新です!いやぁ〜、相変わらず駄文だね☆
もう、前半は先生とのコントです。因みに、友達の名前とか全部適当。
やっとブン太や仁王以外の立海メンバー出せて安心してます…。
それでは次回〜。