「ここが立海大附属中。俺達の学校」
「………ここ本当に中学校?」





トリップライフ  第3話〜理解者現る〜





あの後、ブン太が本当にヤバそうだったので、締めるのを止めたわたしは

彼らのやたら馬鹿デカイ学校へやってきた。

ずっとあの場に居ても仕方ないし、何より…

他の立海メンバーに会える!!!



「お前…何さっきからニヤケてんだよ…」

「えっ?そんなにニヤケてる?」

「おお、気持ち悪いくらいにな」




























「何か言ったかな?丸井君…?」(黒



わたしは黒い笑みで、ブン太の首の辺りに視線を送った。



「いや!何でもありません!!!」(必死



ふっ、これは使えるわ…。(鬼



「そう?じゃあ、早くテニスコートへGO!」

「(くそっ…。関わるんじゃなかった…)」(泣

「(丸井…哀れじゃのう…)」





































「……………」



感動。マジ感動。

だって…



「そこ!早く準備せんか!たるんどる!!!」

「しかし…仁王君とブン太君、赤也君も遅いですねぇ…」

「赤也が今日も遅刻する確立、98%だ…」

「今日も遅刻だったら、赤也の奴…どうしてやろうか?
 ねぇ?ジャッカル?」

「(なんで俺―――――!!??)」



立海メンバー、勢揃いだあぁぁぁぁぁ!!!!!////

ちょ、マジで?コレ?あのテニプリキャラが間近に居るよ!

さぁ、どうする?どうするよ、俺ぇぇぇぇぇ!!!!!



「…何?そのカード…?」

「あ、ゴメッ。今すっごい悩んでるから。
ブン太はどれが良いと思う?やっぱ「速攻」?」

「いや、知らねぇよ!!!」

「とりあえず行くぜよ。遅刻扱いされたら、いかんのでの」

「あ、やっぱ仁王も「速攻」系?
一刻も早く!みたいn「さっさと行くぜよ…?」(黒

「…すみませんでした…」



やっぱ仁王は黒かったとです…。

きっとゆっきーと同じくらい、黒いんだ…。



仁王とブン太の後について行き、ゆっきーの前までやってきた。

うわぁ…男のくせに綺麗な顔してんな、コノヤロウ!////



「あ、2人とも来たね。…その子は……?」

「あぁ、 っちゅうらしいんじゃけど…、
何か、別世界からトリップして来たらしいんじゃ…。(本人いわく)」

「ほんと、ありえねぇよな!幸村もそう思うだろ?」

「おい、コラ赤毛。まだそんな事言ってんのか、コラ」



わたしがもう一度、ブン太の首を締めてやろうかと思った時だった。





「いや、あるかもね…」






























へ?



「い、今なんと…?」

「だから、トリップもありえるかも、って言ったんだよ」



うおぉぉぉぉぉ!!!!!この世界に来て、初めての理解者だあぁぁぁ!!!!!(感涙



「えっ、ちょ、冗談だろぃ!?」

「うっせえよ、赤毛。ありがとう、ゆっきー!分かってくれて!!!」

「…ゆっきー…?」

「そう!幸村 精市だから、ゆっきー…だ……よ?って…」
































「…どうして、俺の名前知ってるのかな…?」

「そういや…俺の事もすっげぇ知ってたな。(首締められて、忘れてたぜぃ…)」

「トリップしてきたのは、事実じゃとしても…。
俺らの事知っとるのとは、何でなんじゃ?」



向こうの世界で、漫画のキャラだった君達のファンだったからですよ。

そう、言えばいいのかな…?



「ああ…実はね……」



わたしは元の世界での彼らの事を話た。





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あとがき


ああ…やっぱギャグ書きやすいな。

ゆっきーは黒魔術使えるから、

きっと異世界トリップも不思議じゃないんだよ。(ぇ

それでは〜。