服装OK!ハンカチ、ティッシュ持った!
準備万端!いざ、出陣!!!





トリップライフ  第7話〜やり過ぎ厳禁!〜





わたし、 

今日から夢の立海生となります!

くぁ〜!昨日はドキドキしすぎて、眠れなかったよっ!!!

さて、早めに行くとしますかvv






































「あっ、赤也〜!おはよーvv」

先輩!おはよっす!」



登校中、見事に赤也と遭遇。

くっ!笑顔が可愛いぜ、コノヤロー!!!



「きょ、今日は朝練あるの?」

「もちろんっすよ!でも、今日は遅刻はしませんよ!」

「あはは〜、遅刻するとゆっきーが恐いもんねvv」

「た、頼みますから、部長の名前は出さないで下さいよ!」(冷や汗



心なしか、赤也の顔は青ざめていた…。

う〜ん…何されたか気になるけど…聞かない方が良いかな?(なんか恐いし…



「あっ、自転車なら後ろ乗せてよぉ〜vv」



冗談半分でお願いしてみる。

別に乗らなくても、遅刻しないけど…やっぱ乗りたいじゃん?



「良いっすよ!それぐらいの余裕はありますし」

「えっ、ホント!?」



キャー!////赤也と二人乗りっ…!

じょ、冗談半分だったのに…!ヤバッ…、鼻血出そっ…!(ぇ



「んじゃあ、お邪魔して…////」

「はい!ちゃんと掴まってて下さいよ?」

「はぁ〜い!んじゃ、発進!!!」

「りょーかい!」



そう言うのと同時に、ゆっくりと自転車が動きだす。

そして、徐々にスピードが上がっていった。

二人も乗っているというのに…結構なスピードだ…。

わたしは赤也に言われた通り、しっかりと服を掴んでいた。



「ひゃ〜、速い速い!」

「テニス部レギュラー、舐めないで下さいよ!」



心地よい風。大好きな赤也の後ろ…。

幸せだぁ〜vv



先輩!学校でも宜しくっす!」

「おう!もちろんだぜ、赤也!」



ほんの少しふざけ合いながら

わたし達は立海大へと向かった。















































学校に到着して、名残惜しくも赤也と分かれた後

わたしは広い校内をさ迷いながらも、職員室へとやって来た。

なんか、職員室の空気って苦手なんだよね…。

早くしてくんないかな…。



「お、早いな。お前のクラスは3年2組だが…
HRまで時間があるから…適当に校内を見学してきなさい」

「…は、はいっ!!!」



あー…ちょっと寝そうになってたよ…。

危ない、危ない…。しっかし…この先生、ハゲてんなぁ〜…。(コラ



「失礼しました〜」



さっさと苦手な職員室から抜け出したわたしは

行くところも無いので、足早にテニスコートへと向かった。

だって、皆に会いたいんだもんっvv















































やって来ました、テニスコート☆

普通の登場はありきたりだから…ちょっと工夫してみよう!



「に〜お〜う〜!!!」

「んぁ?何じゃ、うぐっ!!!」

「おりゃ〜、愛のヘッドロック〜!!!」



休憩していたのか、分からないけれど

暇そうに(?)していた仁王にヘッドロックをかけてみたvv

これも愛の印だよ〜!



「ぐっ、ごほっ!ごほっ!」

「じゃぁ〜ん! の立海デビューでぇ〜す!」



むせている仁王に向かって、新しい制服を見せびらかしてみる。

でも、むせるだけで一向に感想を言ってくれなかったので

ターゲットを変える事にした。





おっ、あれはブン太ではありませんか!

よぉ〜し…。



「ブン太〜!!!」

「そ、その声は…!って、ゔぁっ!!!」

「よし、決まった!名づけて、愛のラリアット!!!」



愛しのブン太には、ラリアットをくらわせてみました

さぁ、制服見せびらかさなくちゃvv



「っ、あ゙―…。ごほっ!」

「ねぇ、ねぇ、ブン太!どう?似合うかな!?」



笑顔で見せびらかせてみたけれど

ブン太もしきりに喉を押さえて、感想も何も言ってくれなかった…。






その後、ジャッカルとか赤也とか真田にもやってみたけれど

誰も感想なんて言ってくれなかった…。

何でだろうなぁ〜?(天然



「どうしたの?さん」

「あっ、ゆっきー!!!」



そんな孤独を抱えていたわたしの前に現れたのは

すっごい優しい笑みのゆっきーだった。

ああ…癒される〜vv



「聞いてよ、ゆっきー。折角、皆に制服見せびらかしに来たのに
誰一人として感想とか、何も言ってくれないんだよぉ〜?」

「本当?それは酷いね…。十分、似合ってるよ。可愛い」

「えっ、マジで!?////」



や、やっと待ち望んだ言葉がっ!

しかも、可愛いって…。可愛いって!!!////

ああ、もうっ!ゆっきー大好きだぁ〜!!!



「「「「っ…〜…」」」」

せんぱっ…ごほっ!!!」

「あれ、皆どうしたの?」

「皆、練習は?あと5分で終わりだから、頑張りなよ」

「「「「「それどころじゃない!!!」」」」」(怒



何故だか知らないけど…皆怒っている様子。

ゆっきーもちょっとだけ、怒り気味かな…。



「ったく…一体どうしたんだい?」

「ああ…精市…。どうやら、が皆にプロレス技をかけていったらしいぞ?」

「えっ、わたし!?」



柳の一言で、皆の視線がわたしに向く。

本来なら嬉しい事だけど…

皆、目が恐いよぉ〜…。(汗



「本当なの?さん…」(黒

「ホント……かな?」



あははは、と笑って誤魔化そうとしてみる。

でも、皆許してくれる気はなさそうで…。



「ご、ごめんなさーい!!!」

「「「「「許すかぁー!!!」」」」」(怒



こうして、わたしの朝は終わった…。

は、早くHR始まってぇ〜!!!(泣





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あとがき


立海デビュー…になってんのか、コレ?

まぁ、スルーの方向でお願いしますvv(ぇ